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今年度2回目の避難訓練は、火災を想定した訓練を抜き打ちで行いました。井原消防署美星分駐所職員の方の見守りの中、避難を完了した後に、校舎の1室を利用した煙体験と、水消火器を使った練習を行いました。訓練用の煙が充満した部屋は本当に視界が悪く恐怖感がありました。本物の煙であれば息苦しさや熱が加わり、命の危険が想像できるものでしたし、消火器操作も経験があればこそ利用できると感じました。
例年この時期に、3年生中心の体制を2年生以下に引き継ぐ生徒会役員選挙を行っています。今年は久しぶりに、競争選挙となった役職もありました。やる気と勇気をもって立候補してくれた生徒にお礼を言いたいと思います。この日はそれぞれの立候補者と応援者が公約を中心とした演説を行い、その後投票となりました。翌朝、投票結果を選挙管理委員長の生徒が発表することになっています。学校としては現役員から校則改訂の要望書を預かっています。この活動を新役員が引き継ぐかたちとなります。実現するまでには多くの議論が必要と考えていますが、生徒の主体性が高まるチャンスととらえていますので活動の中心となって進めてください。また、引き続き、地域に貢献する生徒会活動の推進を期待しています。
昨年度からひとづくりネットワーク運営協議会の安全環境部会が企画して行っている交通安全キャンペーンに1年生が参加しました。今年度から、秋の交通安全県民運動にタイアップすることとし、美星幼稚園の園児・美星小学校の3年生と一緒に参加しました。井原警察署交通課の警察官や交通警察協助員等が車を誘導して安全が確保される中で、中学生が園児や児童をリードしながら手作りのメッセージカードなどをドライバーさんに渡し安全運転を呼び掛けました。普段は交通安全を学ぶ側の生徒が、呼び掛ける側に回ることで一層自覚が高まるとともに、地域の安全環境の向上に貢献するよい取り組みとなっています。
本校の文化祭である龍王祭を開催しました。今年度も、各学年の舞台発表・全校合唱・吹奏楽部の演奏・各教科や創作部の展示が主な内容となりました。1年生は寸劇などを取り入れて日本の歴史の転換点について紹介しました。2年生はオリジナルの台本づくりから取り組んだ「シンデレラ」の劇を演じました。3年生はバンド演奏やグループでの歌唱、ハンドベル演奏などの音楽発表をしました。縦のつながりの中で主体的な取り組みとしてアプローチした「Cosmos」の全校合唱は大成功でした。吹奏楽部の演奏は学校に活気をもたらしましたし、展示発表は日頃の学習や部活動の成果を示すのにふさわしい内容となっていました。
美星っ子づくり協議会主催の美星っ子夢フェスティバル(=夢フェス)に生徒会役員を中心とした有志が参加しました。今年は会場をふれあいセンターに移し、運営方法も新な実行委員会形式にリニューアルされました。中学生は引き続き「スライム作り」のブースを担当しました。今年も大人気で、来店した幼児や児童が目を輝かせて楽しんでくれていました。参加してくれた中学生のみなさんありがとう。そして楽しかったですね。