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学校医、主任児童委員、保護者、生徒代表等の出席を得て、学校保健委員会を開催しました。養護教諭から今年度の各種検診や統計調査の結果や分析、対応や治療率などについての報告をしました。生徒代表(保健体育委員)からは、課題になっているメディアコントロールについての実態や取り組みの紹介をしました。これらを受けてグループごとに意見を出し合う協議を行い、最後に学校医から講評をいただきました。
家庭科の保育実習で3年生が美星幼稚園を訪問しました。家庭科の学習として取り組んだ手作りおもちゃに加えて、「美星プロジェクト」の積み木グループが製作した積み木でも遊びを提供しました。手作りのおもちゃで元気いっぱいに遊んでくれている様子から、3年生にも笑顔があふれていました。園児とのかかわりの中で、幼児の発達段階について学びを深めることができました。手作りおもちゃと積み木は幼稚園に寄託しました。
ひとづくりネットワーク学習支援部会で取り組んでいる「星の検定」も第3回目となりました。今回はチラシを小学生がデザインしたり、当日の受付等の運営にも小中学生が参加したりと、年々子どもたちの参画の輪が広がっています。当日は、幼児・児童・生徒・一般約50名の受験者がありました。
発達段階の違いから、3年生は1・2年生とは別に単独で「すこやか教室」を行っています。今年度は、ウイメンズクリニック・かみむら院長の上村 茂仁先生をお迎えして性教育の講演会をしていただきました。性感染症のこと、性的な接触は「同意」にもとづかなければならないこと、また「同意」の条件について等々お話しいただく中で、これからの人生を幸せに生きていくためには、性別にとらわれずともに助け合っていくことが大切であることを伝えてくださいました。
恒例の美星小学校6年生への出前授業を、今年は要望のあった社会科と理科で行いました。やる気と知的好奇心いっぱいの6年生の姿勢に、授業を行った中学校の教員も刺激をいただきました。来年4月の入学をお待ちしています。
1年生と2年生を対象にした「心と命の教室」を、講師に東森二二子先生をお迎えして行いました。人権週間にタイアップした取り組みでもあります。男女の性の大切さ、出産が母親も赤ちゃん(生徒自身)も命がけであったこと、多くの命のバトンがつながれてまさに今自身がバトンを持って走っていること等々、命の大切さを心情に訴えながら話してくださいました。そして、その命を、人権を大切にしていくことの必要性を考えさせてくださいました。